社会福祉協議会からの依頼で、桃野小学校、みなかみ中学校の福祉体験学習の講師を務めてきました。
桃野小学校4年生の授業では「高齢者疑似体験」を行いました。
これは、身体に様々な装具を身につけ、高齢になったときの運動機能(関節の拘縮、筋力低下)や知覚・感覚の変化、心理的変化を疑似的に体験するものです。
その状態で杖をついて階段を上り下りしたり、洗濯物を干したり、装具をつけた友達の介助をしたりと、真剣に取り組んでいました。
中学1年生は、3つのブースに分かれ「介護の仕事について」「点字体験」「車いす体験」を学習しました。
友達とペアになって着脱介助やレクリエーションを体験したり、生徒が自分で書いた点字を視覚障害をお持ちの講師に読んでもらったり、車椅子で坂道や段差を越えてみたり、充実した体験学習の時間になりました。
後日、中学生からお礼の手紙をもらい、86名分しっかりと読ませてもらいました。
「親が忙しい時におばあちゃんの介護を手伝おうと思う」
「介護の仕事に興味を持ちました」「困っている人がいたら声をかけようと思う」
など、中学生らしい感想を持ってもらえて講師としても嬉しいです。
家族や友人など、身近な人がケガをしたり介護が必要になったとき、今回の体験を思い出して生かしてもらえれば幸いです。
福祉体験学習
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